動物園通り沿いに左手に不忍池を見ながら歩いていくと、鴎外荘と言うホテルがあります。
そこにも、鴎外の湯という温泉施設があるのですが、目的地はこちらではなく、もう少し先です。
ここを過ぎたら直ぐ左の小道に・・・。
あった。
電信柱に一応、わかる様な目印があります。
さてと、確かシャンプーやボディソープは備え付けがあったから、タオルだけ買お。
番台で、料金を払い、タオルを購入して中の脱衣所へ。
脱衣所のロッカーにも歴史を感じるのですが、鏡のところに貼ってある昔の検査証がすごい。
温泉成分を証明するものと思いますが、書体も文面も今の物と全く違うのです。
それだけ歴史があるということでしょう。
ここのお湯は、赤褐色と言うか、真っ黒い感じです。
蒲田とかで聞く、黒湯と呼ばれるのと似たものと思います。
関東ローム層の関係で、植物片が残った地層を経由する水がそんな色になるんだとか、何かで聞いたな。
と、いうことは、この水にはフミン酸が豊富ということでしょうかね。
フミン酸って、何かに良かったかな・・・。
脱衣所の「効用」表示には、打ち身に疲労回復に皮膚病になどなど、結構色々書いてたから、色々効きそうなお湯みたいです。
東京の銭湯は基本的に熱めだ。
大概慣れてきたけど。
一緒に入っているおじいちゃん達は、よく平気なものだ。
さて、上がるか。
良い湯でした。