馬賊(浅草)

せっかくのお祭りなので、浅草の江戸風なお店で食事をしようと思いましたが、考える事は皆同じで、どこも行列。
何かなかったかな・・・。
そうだ。
雷門から浅草通りに向かう通りの、1本国際通り側に手打ち麺の中華料理屋さんがあるのを見た事がある。
そこに行ってみよう。
『馬賊』と言うお店で、お店の前のガラス張りの場所で、麺を延べているお店です。
取り敢えず、待ちはあったのでどんな風に延ばすか見ていました。
流れる様にどんどん延ばして、麺になっていきます。
大久保の繭みたいな飴を作るお店を思い出しました。
「1本が2本、2本が4本、4本が8本、8本が16本。2倍2倍にナッテイキマス。32、64、128、256、512。1024本になったら出来上がりです。」って言うアレです。
ビヨンビヨンと延ばして延ばして麺が完成です。
見てて面白い。
そんなこんなでお店の中へ。
他のお客さんが食べているものを見るに、どれも美味しそうですが、焼きそばは美味しそうです。
担々麺

ゴマの風味が物凄く強い。
味も胡麻が効いている。
辛過ぎず、ちょうど良い辛さ。
麺は少し太めなのね。
シンプルに美味い。
焼きそば

野菜たっぷりの焼きそば。
不思議な味付け。
むちゃくちゃ美味い。
オイスターソースかな・・・。
御徒町の大興も、同じ様なベースの味付けみたいな気がします。
この味は結構好き。
餃子

かなり大ぶりで、食いでのある餃子です。
ジューシーな餡で、皮が美味い。
手延べの麺は、作るのにパワーがいるらしく、食べてる間、ずーっと「ダン!バン!」と、台に麺を叩きつける大きな音が、店内に響いていました。
騒がしいとは少し違う、料理の心地良い音です。
ご馳走様でした。
ふと、1回で何人前の麺ができるのか気になったのでお店の人に聞いてみました。
「1回で5人前ぐらいの麺が出来るんですか?」って。
「10人前以上は出来るよ。」という事でした。
そりゃ、「ダン!バン!」って、大きな音が出るはずです。
結構重いと思う。
じゃ、そろそろ帰ろうかね。
美味しかったです。