江戸っ子(立石)

ゴールデンウィークの境目は早めに帰れて本当に楽しい。

ふと思いたって、立石に行ってみる事にしました。

休日に行ってみる事はありますが、平日に行ってみるのは初めてです。

押上から京成線に乗り換えて京成立石駅下車。
・・・。
そうか・・・。巷は休みなんだな・・・。
休日に匹敵する人の多さです。

『江戸っ子』に行ってみよ。

「立石の関所」と言うお店です。

のんべ横丁の看板をくぐって、お店の前に行ってみると、特に人でごった返している訳ではない。
席も空いている。
「すいません。ひとり入れますか?」と、聞いてみると、
「どうぞ~。刺しも焼きも無くなってて、シロしかないですが良いですか?」って。

そうか・・・。

人がいないのは、「食べ物が無くなったから」か。
シロだけでも食べていこうか。
せっかく来たし。
それでは、シロとボールを下さい。
「あと、何かありますか?」と、聞くと、
「おしんことか・・・かな。」と言われたので、おしんこを貰いました。

おしんこ


発色の良いナスがとても美味しそう。
キュウリやニンジンやら色々盛られていて、塩から過ぎず美味。
良いアテです。

ふと気付いたのですが、伝票が飛ばない様にするウェイトが、何ともおしゃれ。

真鍮の棒に「江戸っ子」というロゴが刻まれていました。
そして通し番号らしきものも。
シブい感じがして目を引きました。

シロ(タレ)


ブリブリ触感。
クセが無くて美味しいです。
1皿4本の決まりなので、もう1皿頼もうかと思いましたが、その時点でシロもヤマになってしまいました。

隣の席に、女の子を連れたお父さんが座っていて、海老サラダとか肉団子を注文した時点で、他もヤマに。

何も無くなった訳です。
子供がお腹すかしてそうなのに・・・。
可愛そうな感じです。
とは言え、私も注文できるものがないのは同じ。
残った串を大事に食べながらボール飲もう。

隣の親子と少し話をしました。

お父さんは、「飲まなきゃやってられないんだ。」と子供に説明しながら、ボールを煽っていました。
子供から「朝起きれるの?」と聞かれていました。
え?5時起き?
お父さんの仕事大変だな~と思っていたら、子供を送って行く為なんだそうです。
どちらにしても、大変そうです。

しかし、話を聞いたら今の子供は親より忙しい見たいです。

週5で水泳教室に通い、しかも水泳は朝練、夕練の日に2回。
その他ピアノやそろばんや何やら習っていて、自由時間は日曜日だけなんだとか。
大変だな・・・。

じゃ、他のお店に行ってみようかな。

ご馳走様でした。
ハシゴします。
隣の女の子が手を振ってくれました。
じゃあね。
おじちゃん、もう1軒行ってくるよ。
飲まなきゃやってられないって訳ではないんだけどね。