梅田食堂(湯島)

ふと、朝に上野辺りを散歩していて気になったお店がある事を思い出しました。
帰りにそこに行ってみようかな。と、東京メトロ湯島駅で途中下車。
湯島駅側から仲町通りに入ってすぐの所にそのお店はあります。
『梅田食堂』
何が気になったかというと、看板に出ていた「ホルモン焼きうどん」の文字。
昔、兵庫県の山の中に住んでいた時、その地域のご当地グルメとして、その「ホルモン焼きうどん」があったのです。
小さな町でしたが、ホルモン焼きうどんのお店が20軒以上ありました。
なんとなく懐かしく、気になったという訳です。
お店に入って、ホルモン焼きうどんが食べたくて来たと言うと、
「食べ方としては、ホルモン焼きを食べて貰って、〆にうどんを入れて貰う感じですね。」と、若い店員さんに言われました。
そうか・・・。
ちょっとイメージしていたのとは違うんだな。
飲み物を頼んで、少しメニューを見てみることにしました。
焼きの具材が多いです。
じゃ、言われた通りにしようかな。と思っていたら、
店主らしき人が、注文を聞きに来ました。
改めてホルモン焼きうどんを注文してみると、
「初めからうどん入れるのもできると思います。うちのうどんはしっかりしているから。」との事。
「ホルモンは、メニューに載ってないですけど、ミックスのデラックスと言うのがあって、センマイ、マルチョウ、ハツ、ハチノスとかが入って、200gあって野菜も付くのでお得です。」と言うことなので、それにうどんを入れてもらう事にしました。
うどんは何玉かなぁ・・・。
「うちは一玉が多いので、ひとつで十分と思います。」って。
ここは言う通りにしましょう。
兵庫県の山の中の注文方法は、具材のホルモンをいくつかの種類を選んで、うどん玉の数を伝えるスタイルだったのです。
具材が入ったちりとり鍋が運ばれて来ました。
テーブルのコンロにかけて煮ていく様です。
「ひと煮立ちしたらホルモンは食べれますので。」と。
火が通って来たので、ホルモン類をツマミに。
ホルモン自体が良い物の様です。
美味しい。
このタレが良いのかな。
兵庫の山奥は醤油ベースでしたが、このお店は味噌ベースです。
そう言えば、兵庫の山奥で1軒だけ味噌のお店があった。
そこが一番のお気に入りだったから、好みの味なのだと思います。
思っていた焼うどんとは少し違う様です。
炒めると言うよりは、煮る感じでしょうか。
が、美味しいことには変わりない。
結構好きな味です。
ひとりで食べるには量が多かったかな・・・。
ま、良いか。
美味しかったです。
ご馳走様でした。