二葉(秋葉原)

朝ごはんに、秋葉原まで。
秋葉原駅から昭和通りを渡って、路地に入ったところに、見た目渋めのお蕎麦屋さんがあったなと。
テントに「そば処」と大きく書かれた『二葉』と言うお店です。
お店の中は、厨房をぐるりと囲む立ち食いカウンター。
丼の並んだ棚の上にはトッピングの揚げ物の札が並んでいます。
お店の人に、
「そばで?」と聞かれました。
はい。お蕎麦を下さい。
棚に並んだ丼に蕎麦が入っているみたいで、それを温めています。
トッピングの注文は何時すれば良いのかな・・・。
別に出してくれるならそれでも良いのですが。
しい茸天って気になるな。
この中では、貝柱かき揚げかな〜。
そんな事を考えていると、お店の人に、
「そばに?」と聞かれました。
あ。ここでトッピングを注文するのね。
「貝柱かき揚げをお願いします。」
突然だったので、焦って、
「キス天も。」と、ちょっと前に考えていたキス天も追加って言ってしまいました。

それにしても面白いな。
聞き方が。
「そばで(すか)?」と「そばに(何を乗せますか)?」って事ですね。
貝柱、結構大きめです。
キス天もあまり嫌な臭みもなく、上等な天ぷらです。
おつゆは結構辛めとかなと思いますが、天ぷらと合わさって少し甘みが出る感じです。
出汁はかなり効いています。
常連さんか、お店を良く知るお客は、流れるように注文していきます。
隣のお客さんがしい茸天を頼んでいましたが、超肉厚のどんこでした。
やはり、しい茸天も良かったみたいです。
聞いた限り、トッピングを2つ乗せている人は他にはいませんでした。
慣れれば、流暢に注文出来るでしょう。
雰囲気がとても良いお蕎麦やさんでした。