嵯峨谷(神保町)

東京メトロの神保町駅を出て、古書街の靖国通り側に、面白い蕎麦の路面店があります。
『嵯峨屋』
以前、日曜朝のビジネスバラエティ番組で、「立ち食い蕎麦業界」の特集をしているのを見ていると、大手立ち食い蕎麦チェーンの社長達が、口を揃えて、 
「あのお店は凄い!」と言っていたお店です。
何が凄いかと言うと、多くの立ち食い蕎麦路面店で言う蕎麦は、『蕎麦2:小麦8』なんだそうです。
蕎麦は延びたり、切れたり、蕎麦をスピーディーに提供するための事前準備では適していないので、小麦を大量に使うことになると。 
日本蕎麦屋と立ち食い蕎麦屋は、この違いがあって価格や店の風格の垣根ができていたそうです。 
然しこのお店は、『蕎麦粉100%を実現して、路面店と同様価格で提供している』んだそうです。
店頭のスペースでは自動で回っている石臼が、そば粉を挽いています。
が、蕎麦を打っているスペースはありません。 
十割蕎麦を作るには、打ち立てで茹でなければならないので、路面店では難し訳ですが、それを実現しているのが、東南アジアの米麺を作る時に使われる、圧力で押し出すあの機械です。 
あれで麺を作っているのです。
鯵ごはんとお蕎麦のセット
鯵の一夜干しと思うけど、その身がほぐされて、混ぜ込まれているご飯に、たぬき蕎麦。 
この鯵ごはんは、美味しいと思います。 
家でも出来るかな。
お蕎麦は、細めか太めを注文の時に選べるのですが、押し出す機械の目を交換している様です。
なかなか、蕎麦としては美味しいと思います。