大坪屋(南千住)

谷中のあたりに来ていたので、プラプラと三ノ輪方面に歩き、そのまま南千住方面へ歩きました。
どっかで食事と言うか、飲んで帰るかね。
このお店に入ってみよう。
「大坪屋」。
南千住の日比谷線南出口横にあったお店です。
店構え、雰囲気は好きな感じ。
大正12年からやっているっていうのは、なかなかの老舗ですね。
お店に入ると、開口一番、
「後、30分ないけど良い!」とお店の人に言われました。
良いです・・・。
30分でも。
メニューは短冊で壁にそれなりの数が掛かっています。
チューハイが1杯200円と言うのも、激安です。
何を食べましょうかね。
隣の人が食べてるの、食べたいな・・・。
何だろう?
それっぽいメニューは、ニラ玉か玉子焼きのどちらかだろうな。
勝負どころ。
ニラ玉は250円で玉子焼きは200円。
安い。
子肌酢

250円メニュー。
結構酢が効いていますが、どちらかと言うとそのまま食べれる酢〆です。
醤油要らずの酢〆は良い酢〆と思っています。

ニラ玉

間違えた・・・。
玉子焼きだったらしい。
これはこれで美味しいですけど。
お店の人、なんだか常連のお客さんとは色々喋っていますけど、一見は少し話しかけにくいです。
アド街ック天国で丁度門前仲町をやっていました。
4位に愛しの魚三酒場が登場。
「短冊とかここと一緒だな。」って、常連さんがお店の人に話しかけました。
「こんなゴチャゴチャしたところ、行きたくない!」と、なんだかカリカリです。
魚三酒場の1回カウンターで、お客が怒られる映像が流れたら、
「やっぱりここと一緒だな・・・」と、常連客。
そうか・・・。行儀良くしないと怒られちゃうお店なんですね。
酎ハイをお代わりして飲んでいたら、お店の人と目が合いました。
「何ジロジロ見てんだよ。ガンつけられるのが一番嫌いなんだ!」と。
え〜。飲んでて、目があっただけじゃないですか・・・。
なかなか難しいみたいです。
隣の常連さんが、
「そういう時は、敢えて目を逸らすんです。」って、アドバイスしてくれました。
わかりました。気を付けます。
ところでそれは何なんですか?と聞いてみると、玉子焼きでした。
それから、色々と教えてもらいました。
「オススメは、あの端に書いているメニューですよ。隣の人にオススメを聞いてみたらいいですよ。」とか、
「おでんは、遅い時間だともう種類がないから、ある物でお願いしないとですよ。あっ。その時は、決して余ってる物って言っちゃダメですよ。」とか。
なるほど勉強になります。
「あっ。時間だ。お勘定をお願いします。」と常連さんは、そそくさと帰り支度。
時間もお客が確認しないとな店みたいです。
面白い。
じゃ、私も・・・。
「900円!」
安い・・・。
初めての1000ベロ体験でした。
と言うか、緊張してベロではなかったですが・・・。