シンガポール〜マラッカバス移動

MRTブギス駅から、地図を見てクイーンストリートのバスターミナルへ。
あそこだ。きっと。
どこでチケットが買えるのかな・・・。 
あ。ここだ。 
バス会社は『707travel』と言う会社だった。 
張り紙にそう書いてあるし、「TO MALACCA」とも。 
隙間から声を掛けてみる。
マラッカへ行きたい事と日帰りで帰りのチケットを予約したい事を伝えると、
「今から出る8:00のチケットはこれ。あそこの黄色いバス。帰りは、マラッカPM7:00発。あ。チェックインはPM6:30。良い?マラッカまでが22シンガポールドル、マラッカからが16シンガポールドルで、38シンガポールドル。」と、チケットは購入です。
マラッカからの手書きの予約票には、なんやかんやと時間や場所や色々余白に書き込んでくれました。
親切にありがとうございます。
このバスで移動です。
バスの中はなかなか綺麗。 
ゆったり3列シートでリクライニングが寝れる体制になるまで深いので、楽々座席です。
運転手さんが乗客の人数を数えて、時間が来たので出発です。
シンガポールのバスはけっこう定時運行みたい。 
バスは、高速道路を通って市内を進みます。 
シンガポールとマレーシアの国境は、ジョホール水道と言う海で隔てられています。 
そこに2国をつなぐゲートが2つあります。 
コーズウェイとセカンドリンク。 
コーズウェイは埋め立てて作られたゲートで、むちゃくちゃ渋滞するってことで、橋を架けて2つ目のゲートを作りました。それがセカンドリンク。
シンガポールとマレーシアの国境で、シンガポールから出国の為、イミグレーションを通ります。 
空港とそんなに変わらず、順番待ちをしてパスポートチェックを受けて通過します。
出国したら、乗っていたバスに再度乗り込みます。
橋を渡っているので、シンガポール・トゥアスを通ってのセカンドリンクから出国した様です。 
橋を渡ると、マレーシア側で入国です。 
マレーシアの入国は、入出国カードを書かずにパスポート提示だけで良く、両の人差し指の指紋登録だけして通過。
再び、乗ってたバスに乗り込みます。
乗ったり降りたり。 
バスが沢山停まっているので、バスの色やバス会社名、特徴やらを覚えておくと良さそうです。
8:00出発したバスが、マレーシア側でまた走り出したのは、9:00。
この間、だいたい1時間位です。
そして、マレーシア側の高速道路に乗りマラッカに向かいます。 
外の景色は、ずーっとヤシの木の林で何も変わりません。 
本当にずーっと林の中を走ります。 
クーラーがむちゃ効いているので、眠くなっても30分くらいしか寝てられません。 
なんか羽織るもの持って来れば良かった・・・。 
2時間半後、バスは高速道路を降り一般道へ。 
民家とかも見えてきました。
バスは大きなターミナルへ到着。 
『MELAKA SENTRAL』バスターミナル。 
ここが長距離バスの終着点。 
マラッカへ到着。
かなり大きなバスターミナルです。 
どこで両替出来るかな。 
インフォメーションで聞いてみると、 
「あっち。」って。 
何処ですか・・・。 
あ。あったここで両替出来そう。 
50シンガポールドルくらいで良いや。 
130マレーシアリンギになりました。
ここからは、ローカルバスがないかな。 
再びインフォメーションへ。 
「17番のバス。」って。 
ありがとうございます。
17番のバスは・・・。 
これだ。 
一応乗る時にも聞いてみる。 
「行くよ。」って。
バスの料金は2リンギだそうです。 
座席に座る。 
なかなかファンシーなバスです。 
座席がプラ製です。 
なんかかわいい。 
よく分かりませんが、マレーシアの路線バスは大音量でラジオが流れています。 
マレーシアの歌謡曲でしょうか? 
なんか面白い。
街の方へバスは進み、写真で良く見る赤い建物が見えてきました。
世界遺産の街・マラッカに到着です。
8:00にシンガポールを出て、12:00に到着。
全体で4時間の移動でした。