駒形どぜう(浅草・駒形橋)

どじょうを食べに浅草へ。
どぜうは、浅草界隈に数軒ありますが、それぞれ味が違っています。
久しぶりなので、雰囲気もあるし駒形どぜうに行ってみました。
下足番の係の人がいると言うのも、なんだか特別な気がします。
広い座敷で列になって食べます。
テーブルは無し。
そういえば、南千住の尾花もこんな感じだな。
ちゃぶ台みたいなテーブルは江戸時代になかったのかな・・・。
縁側も良い雰囲気です。
大きな荷物を持った客の荷物置き場になっちゃってますけど。
駒形どぜうは、お昼の鍋定食があるので、他のどぜう屋より少しお得感があります。
炭火がセットされた浅い鍋にどぜうがセットされて運ばれて来ます。
これに、付け合わせで出てくるネギをドサっと合わせて煮込み、山椒や七味でお好みの風味付け。
どぜうを食べるペースは人それぞれでしょうが、夏バテ防止や残暑バテ、夏風邪対策と言う意味合いで、私はネギを大量に食べるペースを保つ様にしています。
鍋定食には田楽とかも付いて来るので、鍋をよく見ながら、干からびない様に割下をこまめに入れながら、食べていきます。
これにどぜう汁とご飯が付きます。
どぜう汁は、結構濃そうに見えますが、それほどでもなく、あっさりとしています。
これにもネギをドサっと入れて、山椒で風味付け。
江戸の伝統って言うんですかね。
駒形どぜう200年の歩みって言うものが入り口付近に飾っていました。
200年か・・・。凄いな。
あ〜。
汗かいた。
そう言えば、数年前に夏風邪引いて、別のどぜう屋さんに言った時、中居さんに、
「ネギをたっぷり食べて汗掛けば、風邪なんか直ぐに治るよ。しっかり食べてね。」って、言われた事あったな。
ある意味民間療法的な感じはするけど、そう言うのも、培われた文化なんだろうな。